入社したときのモチベーションは「楽しく現場ができればいいかな」くらいでした。先輩たちは「現場が忙しい」と言っていましたが、僕は自分のペースでやりたいタイプなので、その忙しさを楽しめればいいな、と。
最初の「楽しい」は、本当に単純なものです。それは、電線に触れたこと。普段何気なく生活している時には見えない部分にワクワクしたんです。
——電線ってこんなものなんだ!
——天井の中を覗いて、こんな風になっているんだ!
——コンセントの裏側を見て、ここに差し込むんだ!
普通は触れないものばかりですから、何も分からないところからの楽しみでした。
いまは少し変わって、「成長が見えて楽しい」になりました。できるようになってきた分、「自分の手が遅いな」という反省も出てくる。その反省ごと面白い、という感じです。
うちみたいに何でもやる会社は、覚えることが多すぎるのが面白くもあり、難しいところでもある。電気の基準と水道の基準で変わる部分があって、ごっちゃになると本当に分からなくなるんです。「ちょっと勘弁してほしい」と思う時も、正直まだまだあります。エアコンに関しては自分一人でも対応できるようになってきた部分が多いですが、水道はいまだに「これどうやるんだっけ」となる時がしばしば。業務と求められる知識の幅が広いんです。
うちを辞めて自分で家を建ててしまった人もいて、それを見ると、知識や技術がないからと逃げたくない、悔しいから覚えなきゃ、と思う。最近やれることが増えてきました。これからももっと増やしていきたいですね。