日本の企業は終身雇用制度を長く採用してきたこともあって、「仕事」という感覚がマヒしている部分があると思います(全部ではないですが・・・)
終身雇用制度の中では、安定、安心があるため、長く会社に勤めていると、「仕事」という概念がマヒすることがあるかもしれませんね。
私も会社員の頃にそういう人を多く見てきました。(私も実際それに近かったのかもしれません)
まずは、、、会社に行っているだけで、給料が出る!!という安心感がありますね。
会社に勤めている方で、この事業を失敗させたらクビだ!!と思いながら働いている方はいるでしょうか??
実際には一生懸命に取り組んでいれば、大きなミスをしても解雇はないはずです。「これは日本特有の美学です!!」。
この考え方を否定する訳ではありませんが、マヒし続けることはやめた方がいいかもしれませんね。
では「マヒ」って、、、、
なぜ日本は終身雇用制度を採用したかといえば、能力主義ではなく、会社を家族のように考えて、長く経験を積むことにより業務を効率よくこなせる社員を育てようと考えていたからです。
しかし、時代の流れは速くなり、会社の指示通りに業務をこなしてもダメな時代になりました。
自分で率先して発案出来る人間、そして、行動できる人。指示がなくても動ける人が必要とされる時代になったと思いますね。
つまり、「安定」とともに会社からは「成長」を期待されています。
しかし、マヒしているというのは、この成長に関する意識がキャリアとともに低下し、安定だけが残ってしまっていることです。
それぞれのキャリアに応じて出来る能力は異なるので、どの役職であろうと大きいことにチャレンジしていく精神は必要だと思っています。
これを忘れて「仕事」とは??を間違って捉えている状態がマヒだと思います。
弊社もまだまだ危機感を持ってなかったり、若干「マヒ」している人がいるのかもしれません。
新たな期を迎え、指示通りの仕事しかできない人(指示したこともできない人もいるようですが)、安定だけを求める人、よくよく考えてもらわないといけませんね。