高齢者の高齢化

昔学生の頃(20代の頃)、将来は高齢化社会になり、65歳以上の人口が25%(4人に1人)になるぞ~
って言われて約25年・・・・
すでに2015年の国勢調査で、65歳以上の人口が3347万人いて、総人口に占める割合は26.6%です。
もうすでに「超高齢化社会」になってます。。。
最近、「高齢化」とか「少子化」とか言わなくなってきてるなあ・・・って思ってたら、もうなってるから言わないんですね。
ここからもさらに拍車がかかり、2036年には3人に1人の33.3%に突入するようです。
まあそのころ私も高齢者ですが・・・(笑)
そして気になるところは、「高齢者」の「高齢化」が進んでいくということ。
65歳と100歳とでは親子ほど年齢差がありますが、高齢者全体の3分の1近くを80歳以上が占めているということ。
65歳~74歳人口は今後緩やかに減少しつつ、76歳以上はひたすら増え続けるというもの。
その主役は「女性」のようですね。
男性に比べ女性の方が長寿であり、高齢者の高齢化が進めば女性高齢者の比率が大きくなるでしょう。
まさに「おばあちゃん大国」になりますね。。。
すると、一人暮らしの女性高齢者も増え、将来空き家も増える・・・
長生きはとてもいいことですが、介護・社会福祉・空き家・生活保護・医療・孤独死など、いろんな角度から対策を打っておかないと、大変な世の中になります。
我々経営の面においても、労働者人口も高齢化が進み、ノウハウや技術が若者に引き継がれない恐れも・・・
今の小学生の子供たちが社会人になった頃は大変な時代になっていると思われます。。。
そうならないように少しでもしたいものです。
昔は「人生50年」、その後「人生80年」に・・・今や「人生100年」
全体の社会バランスで、未来の社会を考えていかなくてはいけないと感じた今日この頃でした。。。