私のまち、「福井県鯖江市」には、「提案型市民主役事業制度」というのがあります。
趣旨は、市が行っている公共的な事業の中から、市民団体等が「新しい公共」の担い手として行った方が良い事業を「市民主役事業」として創出することで、公共における民間と行政との役割分担を見直し、市民の自治力を高めることを目的として、平成23年度実施事業分から提案型市民主役事業化制度がスタートしましたもの。。。。
今年度は、47件の提案があったと聞いています。
弊社も、昨年までの契約させていただいている3件について申請しました。
そして今日がプレゼン・・・・
3件のうち、2件は競合しています。
今までは私がプレゼンを行っていましたが、今年は社員さんに全てを託しました。3件の事業、それぞれにパワーポイントの作成から読み上げるシナリオ、そして予想される質問に対しての答弁訓練。全てを任せました。
私は2回リハに立ち会い、事業への思いと伝え方、そして今までの経験からのアドバイスを行ってきました。
そして今日の本番・・・・・
やはり緊張しますよね。私も緊張します。
事業に対する思いが伝わったのか、ちゃんと答弁ができていたのか。。。。
伝えることの難しさと、人前で説明・答弁する緊張感を味わったことかと思います。
社員のみんなもいい経験になったと思いますが、「いい経験だったね」で終われるものではなくて、ここはビジネスととらえるなら勝ち負けにこだわらなくてはいけません!
最終的に受託しなければ意味がないのです!
一団体であれば、受託しなくてもいろんな道はあるでしょう。またいい経験をしたねと、プレゼンした人の成長につながることはあると思います。
しかし企業であれば、ここまでかかった経費や受託できなかった損出を入れると大きな失敗となります。企業にとって失敗のダメージは大きいです。。。
私がプレゼンをすれば、不採択となっても私の責任の中で消化できてしまいます。
社員さんになぜ今回やってもらったか。
事業に対してどれだけの情熱があるか。
仕事を受ける苦しみと喜び。
事業と真剣に向き合い、どうしても受託したいと思う気持ち。。。
色んなことの責任を分かってほしくてお願いしました。。。
結果が楽しみです。
しかしよく頑張りましたね!
お疲れ様でした。。。