1995年・平成7年1月17日、、、、
その当時私は26歳、独身、サラリーマンで営業でした。
その頃は、売上至上主義で、数字さえ達成してれば何でも許されると勘違いしてた営業マンの頃。
受注隠し、月末に調整、月間売上達成したら翌月回し、毎月10日ゼロ、20日ゼロ、25日100%到達なんてザラ。
会社の朝礼は8時30分、7時半起床、7時45分頃出発、芦原から福井までまさに毎日「F1」のように車線変更しながら渋滞を潜り抜けて、会社到着はギリギリ。。。よく叱られたもんです。今は叱る側にいますが・・・
そして、大震災の日・・・
朝5時46分でした。。。福井(芦原)の方も結構揺れましたね。震度4くらいはあったかと。
当時猫を飼っていて、部屋のこたつで猫と寝ていたのですが、すごい揺れで飛び起き、猫も飛び起き、揺れが長く感じました。
もちろんSNSなんて影も形もない時代で、部屋にテレビもなく、情報も入らず、福井で地震があったんだなあ・・・くらいの感覚でしたね
その時は、朝早く目が覚めたものですから、割と早く会社に行ったことを覚えています。何も変わらない風景、地震のことはほぼ忘れて会社に到着したら、支店長がテレビのニュース(特番?)を見ていて、神戸市を中心とした大災害・大地震と知りました。
テレビにくぎつけ、、、倒壊したビル、陸橋、火災、まさに言葉を失いましたね。
平和ボケだったのでしょうか。日本でこれが現実なのかと目を疑う映像の数々。
何かできないか?と思っても、当時はサラリーマンでボランティアも良くわからない頃、ただただニュースや映像を見て状況を把握することで一杯でしたね。
仕事にももちろん影響があり、関西圏のパナソニックと取引きが多かったため、物流はストップ、電話もつながらない状態。
あれから21年ですね!
世の中もずいぶん変わりましたが、災害の頻度も多くなり、その後も東日本大震災はじめ各地での豪雨、川の氾濫など、、、福井豪雨もまだ記憶に新しいところです。
「安心」「安全」言葉で表現すると簡単ですが、本当の「安心」とは何か?
「日頃からの備え」ですね。。。
「災害は忘れたころにやってくる」と昔は言われてましたが、最近は忘れないうちにやってくる・・・
百年に一度の災害が、今日かも知れない!
そんな気持ちで防災・減災に取り組まなくてはいけないと改めて思う、1月17日の朝です。